CT画像計測プログラム、CTmeasureBasic ver. 0.97b2 2016.8.22 (一部ベータ版)を配布します。
※会員限定コンテンツであるCTmeasureのフリーバージョンです。非会員でも使用可能ですが、機能は大幅に制限されています。CTmeasureを体験するため、または結果の少ない簡単な測定に利用可能です。
(更新は、バージョン番号と日付の両方でご確認ください。) (本プログラムはIR対応の新しいMTF測定法が可能ですが、安定作動を確認するまでベータ版とします。皆さんのご意見をお聞かせください。)
CTmeasureの機能
※多くの機能が制限されています。
- CT画像の読み込みと表示
フォルダ内一括読み込み、指定読み込み、ファイルのドラッグ&ドロップにも対応しています。プリセットウィンドウ機能も備えています。 - 画像並べ替え:画像を読み込む際にスライス位置並べ替えられます。
- 簡易計測:ROIを設定し、平均と標準偏差などを表示します。
- 2倍拡大表示
- DICOM形式でないraw形式データ(512×512)の読み込み
- MTF (modulation transfer function)
※複数画像平均機能が省略されています。
- Circular Edge法による MTF測定(円柱画像からのMTF測定、IR対応)[1]
- 直線Edge画像からのMTF測定(ブロック画像からのMTF測定、IR対応)
- 仮想スリット法(ワイヤ画像)
- 2次元高速フーリエ変換法(2D-FFT法)によるMTF測定
- MTFの比較表示 (2つまでに制限されています) - NPS (noise power spectrum)
※複数画像平均機能が省略されています。
- Radial frequency法による測定
- NPSの比較表示 - CT値計測:設定したROIで、複数画像のCT値を自動計測します。
このプログラムは、会員限定版のCTmeasureの基本的機能を体験するため、また、複数画像の平均によって精度を高める必要のない簡易的な測定に用いるために使用することができます。会員版より多くの機能を制限してありますが、解析アルゴリズムは会員版と同じです。
1)Richard S1, Husarik DB, Yadava G, Murphy SN, Samei E.Towards task-based assessment of CT performance: system and object MTF across different reconstruction algorithms. Med Phys. 2012 ;39(7):4115-4122.
論文等に引用される場合は下記を参考にしてください。
- Ichikawa K, CTmeasure, http://www.jsct-tech.org/, 2012-2014.
- Ichikawa K, CTmeasure, Japanese society of CT technology, Kasumi, Minami-ku, Hiroshima, JPN, http://www.jsct-tech.org/, 2012-2014.